日本経済論:つばさプロジェクト

近年、グループワークを導入したアクティブラーニング(学生主体型授業)が注目されています。

明海大学経済学部専門科目、吉田敦准教授担当の「日本経済論」では、1.前回振り返り、2.貿易データ分析を中心とするグループワーク、3.各グループ分析結果の発表、4.以上を踏まえた小論文作成と、90分間の授業を、20~30分間のパーツに分割して実施しています。 1枚目の写真は、グループワーク(通称「立ち会議」)の風景を撮影したものです。学生達は4~5名のグループに分かれて、貿易データから「何が読み取れるか」を議論します。その作業は原則的に立って行い、終わったら座るのです。「最後まで作業の終わらないグループ」にならないように、「立ち会議」は真剣かつ迅速に行われます。

明海大学は、「つばさプロジェクト」(文部科学省2012年度「大学間連携共同教育推進事業」採択事業で、山形大学始め19の連携校と東日本の14の自治体で組織されています)に加盟しています。そこで吉田担当の「日本経済論」の受講生達は、昨年度末、「つばさ」主催の学生主体型授業コンテストに出場しました。2枚目の写真は、今年の1月23日キャンパス・イノベーションセンター東京(東京工業大学付属)で開催されたコンテストでの、明海大学「日本経済論」チームの発表シーンを撮影したものです。今後、明海大学経済学部をキャリア教育の名門校に押し上げます。

【By 吉田敦】


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