モデル制に込められている意味


「モデル制」って、他の大学だとほとんど聞かないですよね。代わりによく聞くのは「コース制」や「専攻」ですよね。

このモデル制には、「自由な授業選択」と「系統的な学修」の2つの意味が込められています。

経済を対象とする学修分野は広いので、モデルやコースを設定せずに全ての授業選択を学生に委ねると、系統的な学修ができなくなります。そこで多くの大学ではコースのようなものが設定されています。しかしこの結果、履修する授業がガチガチに決められ、一度コースを決めたら変更も難しくなってしまいます。

そこで本学経済学部では、系統的学修を維持しつつ自由な授業選択も行えるようにカリキュラムを組んでいます。そして「モデル」には、この相反する2つの目的をバランスよく達成するようにとの思いが込められています。コースほどガチガチじゃないけど、骨組みはしっかりしているよという意味です。

たかがモデルという1つの単語ですが、そこには深い意味が込められています。

[by D.Chair]


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