1月29日、経済学部4年生の酒井健汰君が芝浦工業大学附属中学高等学校(江東区豊洲)に講師として招かれ、中学2年生を対象に、「パラアスリートの思いを知り、D&Iの社会を考える」をテーマに講演を行いました。


酒井君は、2万人に1人の割合で発症する先天性骨形成不全症という、生まれつき骨が弱く骨折しやすい病気で、これまでに20回以上の骨折と14回の手術を受けてきました。病気と闘いながらも、中学1年生のころに主治医の紹介でパラスポーツの存在を知り、車いす陸上競技では、追浜チャンピオンシップ中高生の部:1位(2017年)、全国障害者スポーツ大会100ⅿ:金メダル(2018年)、全国車いす駅伝競走大会東京都代表:優勝(2023年)、東京マラソン10.7kⅿの部:優勝(2025年)、などの輝かしい戦績を成し遂げてきました。明海大学卒業後は、就職が決まった東京都墨田区役所の職員として、社会福祉関連の仕事を通じて、D&I(ダイバーシティとインクルーシブ)の社会の実現に貢献したいと考えているそうです。
講演後は、大勢の中学生に囲まれてサインを求められ、「さまざまな大会を経験する中で緊張することはないか?」「街の中で困っている視覚障がい者を見かけたときに助けることができなかった。どうすればよかったのか?」などの多くの率直な質問に対して笑顔で答えていました。
[By 中澤栄一]